研究主題 「今、輝いて生きる」 〈第2年次)
─人との関わりを大切にし、
       生涯学び続ける人間のあり方─

◎研究主題について

 コロナ禍の中、 人々の生き方や社会のあり方は急激に変わろうとしているが、 現在の生活の制限による不自由さをコロナ禍前に戻すことは不可能であろう。これから、人々には世の中を元に戻すというより、よりよい人間の生き方や社会のあり方を模索し構築することが求められていると考える。
 そこで、私達一人一人のあり方として、本会の連盟旗(平成30年制定)の図案に示されている、「自立、協働、創造」という生き方の方向性が改めて重要であることを認識した。どのように激しい変容の中でも、たくましく生きていく力をもち、困難を乗り越えていくための創造力が必要であると考える。
 研究主題は第55回から、「今、輝いて生きる」と設定し、明るく前向きに生きがいを求めて生きることを目標として2年目を迎えた。人は他の人と関わり助け合うことで、自他共に輝き、幸福感を感じることも学んできた。I
 人は一人では生きていけない。現在の3密を避ける生活や他の人と非接触の社会では容易に人と関わり合うのは困難である。今の先行きの見えない不安な世の中だからこそ、何らかの方法で人と人とが繋がり関わっていくことが大切であると考える。
 私達は今後も、輝いて生きることを目標として、互いに知恵を出し合い高め合い、生涯学び続ける生き方を目指していきたい。