第58回 全国教育女性連盟研修大会概要
研究主題 「今、輝いて生きる」 〈第4年次)
─教育の変遷をたどり、
これからの人間としてのあり方を探る─
◎研究主題について
年々社会の変化が激しくなり、今日でも自然災害、コロナ禍、不安な世界情勢下にある。子どもたちの健全な育成も危ぶまれている。
どのような時代であっても、子どもたちの人格形成を育み、高齢者はお互いに助け合って明るく前向きに生きがいを求めて生きることを目標として、 「今、輝いて生きる」のテーマで4年目を迎えた。l
さて、教育史をたどると、 2022年は明治政府が「学制」を公布した明治5年(1872年)からちょうど150年の記念の年であった。この明治の20年間で、男女共学、教科制など学校の独特の仕組み、原型がほぼ出揃った。そこで、戦後の教育の民主化、多様化、学習指導要領の変遷、教育の情報化などどのように変化し今日に至ったのか、そして今後、学校教育はどう進んでいくのか等に関心を持ち続けたい。
教育の場においては、子どもたち一人一人の良さを認め、自尊感情を育てつつ自己有用感を培い、互いの多様性を認め受け入れていくことが大切である。このような中、心豊かで未来を見通した教育を推進するために、学校、親、地域の大人は子どもたちに魅力ある生きかたや頑張っている姿を見せる役割を果たしていくことが大切である。
あらゆる人たちを人として尊重し、理解し合う心を広めるために、私たちに何ができるのかを考えていきたい。

- 期日 令和5年6月3日(土)・ 4日(日)
- 会場 新宿アイランドタワー4階研修室
〒163-1312 東京都新宿区西新宿6-5-1

3. 参加者 会員その他参加希望者
4. 日程

5. 教育懇談会について
教育懇談会では全体説明の後、グループ毎に話し合います。参加者全員が忌悼なく語り合える会にしたいと思います。 (話し合いの方法について変更する場合もあります。 )
○ 話し合いの視点
「社会のあり方が変わった中、人との関わりをどのように工夫していますか」
○ 方法と流れ
① 研究主題とサブテーマ・話し合いの視点について説明
② 小グループで懇談
③ 各グループより懇談内容を発表
④ まとめ

( 1 ) 参 加 費 2 , 5 0 0 円( 資料代・2日目の昼食代を含む) 当日会場受付にて納入願います。
( 2 ) 申し込み期限 令和5年5月8日(月)
( 3 ) 申し込み方法 会員の皆様には会報とともに「研修大会参加申込み」はがきをお送りしています。63円切手を貼ってお申し込みください。
*E メールによるお申し込みも可能です。
①ご氏名
②郵便番号とご住所
③電話番号
④参加される日(「6月4日のみ」 又は 「5日のみ」 或いは 「4・5日両日」)をお知らせください。
送信先は z.k.joseirenmei@bc5.so-net.ne.jp です。
大会参加申し込み後の変更は、電話またはファックスでご連絡ください。
( 4 ) お問い合わせ・連絡先
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-24 ヒカリビル801号室
TEL・FAX 03ー3353ー5290

開会式 10:00~10:30
講演 10:30~12:00
演題「主体的・対話的で深い学びの実現を図る授業改善」
講師 文部科学省初等中等教育局 視学官 直山木綿子 先生
総会 12:00~12:25
・開会
・会長挨拶
・議事
①令和4年度事業報告
②令和4年度決算報告
③令和4年度監査報告
④役員改選について
⑤新役員挨拶
⑥令和5年度事業計画(案)審議
⑦令和5年度予算(案)審議
⑧その他
・役員・常任理事紹介
・閉会

講 演 10:00~11:30
演題 「社会の中で活躍する女性の生き方」
~会社経営を終え、
川越女子高等学校同窓会𠮷川奨学財団設立へ~
講師 財団代表理事 𠮷川 稲 先生
昼食・休憩 11:30~12:20
実践発表 12:20~14:00
① テーマ 「学びに向かう力、人間性を育む算数教育」
~互いを敬い、知恵を磨き合う児童の育成を目指して~
発表者 東京都北区谷端小学校校長 清水 智子 先生
② テーマ 「自分で考え、やってみよう」
~PBLを取り入れた総合的な学習・生活科~
発表者 愛知県名古屋市立砂田橋小学校校長 纐纈 みどり 先生
休憩 13:50~14:05
教育懇談会 14:05~15:05
◎研究主題「今、輝いて生きる」 4年次
~教育の変遷をたどり、これからの人としてのあり方を探る~
〇 話し合いの視点 「時代が変わっても、伝えていきたいこと」
閉会式 15:05~15:20